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デザイン事業所の経営課題を考えるセッション

Event Information
  

セミナー他事業担当理事:村田智明

 

 

デザイン事務所が抱える多くの経営課題。
このソリューションこそが
日本のグランドデザインへの布石となる。

欧米や中国のデザイン会社がサービス領域を拡大し海外に拠点を置く中、日本の独立デザイン事務所は、国際的な展開には及ばず世界平均から比較すると低いデザイン収益の状態が続いている状況です。
SOCIETY5.0に向かい、ますますデザイン思考型経営が求められる中、私たちを取り巻くデザインビ
ジネスへの理解を高め、積極的にデザイン投資する企業や行政を増やしていき、結果的に日本経済の振
興とSDGsの実装化、さらにデザイナーの社会的地位の向上を目指したいのが理想です。
ですが、受注の課題、知財の課題、補助金制度の課題、単年度予算の仕組み、相見積の弊害、支払いトラブル、デザインの決定権がデザインに疎い人など・・・私たちインダストリアルデザイン事業所の経営者は多くの課題にさらされていると思います。JIDAのメンバーに加えて行政の方々にも参加頂き、ワークショップ形式で課題の抽出からソリューション抽出までの5時間を皆さまとご一緒したいと思います。

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【開催概要】
日時:2024年2月14日(水) 13:00~18:00
会場:パシフィックセンチュリープレイス丸の内 (株)バッファロー東京支店
   〒100-6215 東京都千代田区丸の内1-11-1
   パシフィックセンチュリープレイス丸の内15階
参加費(税込):JIDA会員 3,300円 /  一般 6,600円
参加資格:デザイン事務所オーナーもしくは行政関係の方が適しています。
主催:(公社)日本インダストリアルデザイン協会 
協力:株式会社バッファロー
申込:https://peatix.com/event/3762355/view
   申込みの際、下記に記載のABCいずれかのチームのご希望をお書きください。
       調整によってはご希望に添えない場合もございますのでご了承ください。

【形式】
JIDA会員のデザイン事務所経営者、行政関係者などの参加で、デザインの受注からデザイン対価の支払いまでの課題をワークショップ形式で考え、デザイン経営を支援する行政施策の基盤づくりとインダストリアルデザイン運営の適正化を目指します。

<チーム構成>
A:ファーストコンタクトからデザインワークの受注に至るまで
B:デザインスタートからデザイン成果の採用に至るまで
C:フォローワークから対価の支払い完了まで
※『行為のデザイン』のSSFB法を用いた3枚のシートを使って進めていきます。
※各チームに1名は、行政関係者に入っていただきます。


【タイムテーブル】
13:00~ 趣旨説明 参加者の紹介
13:30~ チーム毎「行為の流れ~ACT」を設定
14:00~ デザイン事業所における経営課題の抽出
14:45~ 休憩
15:00~ 課題のクラスター分類と優先順位選定(5件) 
15:30~ 課題が起こる理由の抽出
16:00~ ソリューションの抽出
16:30~ 発表準備
16:40~ 各チームの成果発表
17:40~ フリートークと今後の動き
18:30   終了予定

【ファシリテーター】
村田智明
(株)ハーズ実験デザイン研究所/METAPHYS 代表取締役
大阪公立大学 研究推進機構 協創研究センター イノベーション教育研究所 客員教授
「行為のデザイン思考法」というメソッドで数々の課題解決ワークショップを行っている村田智明氏。
自身もデザイン事務所を経営する立場から多くの経営課題を問題視しており、このソリューションこそが日本のグランドデザインへの布石だと語っている。